2020-01-01から1年間の記事一覧

病気について話そう。2

病気について話そう。2 心筋梗塞が再発したのは平成29年12月。そのときは自分もかなり苦しかった。妻にも話していなかったので、結構気楽に外出していた。その度にトイレに行くフリをして休んでいた。買い物が長引くと流石に辛かった。その後負荷をかけ…

病気について話そう1

病気について話そう1 61年も生きているといろいろな病気になった。実際20年ほど前だったら2回ぐらいは死んでいるかもしれない。その分妻には心配をかけてしまった。 1つ目は心筋梗塞 15年ほど前の1月後半。高血圧をそのままにしておいたら、胸が痛…

特別支援学級で使ってよかったアプリ

特別支援学級で使ってよかったアプリ 先回に続いて、使ってよかったアプリを紹介します。 原則無料(アプリ内課金も含めて)またネットに接続していなくても使えるアプリを選びました。 1 書き順ロボシリーズ このシリーズは、「ひらがな・カタカナ」1年~…

特別支援学級でのiPadの利用について

特別支援学級でのiPadの利用について 昨年まで特別支援学級の担任をしていた。3人の学級だった。支援員さんが入ってくれることも多かったが、原則一人で3人の指導をすることになる。生活単元など3人で一緒に活動することもあったが、大半は個別の指導が中…

学級王国と学級共和国

学級王国と学級共和国 自分が教員になってしばらくすると、学級王国という言葉が出てきた。担任が中心となって自分の思い通りに学級経営をしていくというものである。どちらかというと年配の先生に多かったと思う。しかし、この頃は学級王国という言葉をとん…

特別支援教育の授業

特別支援教育の授業 特別支援教育で1番の問題は、適切な授業資料を見つけることができないと言うことである。 授業公開をしなければならないのに、どのような授業をしたら良いか分からない。さらにネットや書籍で実践例を見つけても子供や学級の特性が違って…

楽しい理科3年光の性質

楽しい理科3年光の性質 「理科は楽しくなければいけない。」これが持論である。 これも楽しんで授業を行うことができた。特に鏡に当たった光がどのように反射するのか予想させる。面白いことにほとんどの子供が反射した光が鏡と直角に出て行くとかんがえて…

冬至の日に(3年理科)

理科3年「太陽の動きと地面のようす」の学習の導入で,かげふみをしてかげのでき方を意識させることがある。それと合わせて「カーテンはいつ使うのか」と問題を出したらどうだろうか。私が授業をした時には「夏」という意見が圧倒的に多かった。しかし、「…

教師の服装について(朝日新聞の投稿に対して)

教師の服装について 12月21日(月)の朝日新聞の投稿に「先生の軽装に中学生もやもや」と教師の服装について書かれたものがあった。全く学校の現状を見ていない。このように現状を把握せずに思いだけで投稿する人が未だにいる。その投稿者の息子さんが高校で教…

教師の失敗 学級通信

教師の失敗 学級通信 これは自分の行ったことではないことを先に断っておく。 教員の中には毎日一生懸命に学級通信を出している人もいる。多くの教師は出すことによって学級での出来事や頑張っている子のことを伝えようとしている。しかし、本当に保護者は喜…

授業の失敗シリーズ 特別支援学級での失敗

授業の失敗(隅に行かないで) この失敗は特別支援学級の担任を初めてした時のことである。たまたま研究発表に当たり、どのような授業をしようか悩んでいた。勤めていた小学校では、支援学級では一応のカリキュラムは存在したが、授業公開で行う授業について…

授業の失敗シリーズ(国語は理科じゃない)

授業の失敗シリーズ(国語は理科じゃない) 長年教員をやっていても良かったと思えるような授業はほとんどない。さらに準備して臨んだはずの授業研究会での授業は失敗続き。どのような失敗をしたのか、同じ轍を踏まなくてもいいようにお伝えしたい。 国語は…

この教室の中にどれだけの水があるだろうか

この教室の中にどれだけの水があるだろうか 中学校理科で学習する内容である。普通に授業で行う場合には露点を調べて、そこから教室に含まれている水蒸気の量を「求める」ことになる。しかし、これでは机上の空論としか言えない。これでは子供たちは水蒸気と…

教師による性被害について1

教師による性被害について このような報道を聞くたびに一教員としてとても残念に思う。99パーセントの男性教員はまともに授業を行い、子供たちが学校で成長していくことが毎日心を砕いている。しかし、教員による性被害の報道が一人でも出るたびに我々男性…

デンプンはどこから

デンプンはどこから 6年生の理科の単元に植物の成長と日光という単元がある。授業の流れでは、アルミ箔で覆った葉とそのままの葉に日光を当てて、そのままの葉にはデンプンができていることから、植物の成長には日光が必要であると結論付けている。 しかし…

教師の理科嫌い

教師の理科嫌い 理科嫌いの先生が増えているという話を随分前から聞く。音楽に次いで専科の先生に授業をしてもらいたい教科らしい。一応理科の免許をもっている自分としては分からない。 実験では日頃活躍することのない子どもが中心になって進めていること…

係活動について

係活動について 係活動と当番活動の違いを考えたことがあるだろうか。また学級の係はどのように決めているだろうか。 学級の中で「係」というば「レク係」もあれば「配り係」もある。当番は「給食当番」「掃除当番」教員の中では「交通当番」というのもある…

怒ると叱る

怒ると叱る 学校での怒ると叱るについて考えてみたい。よく他の先生から「怒り方が分からない」ということを聞く。怒るというのは簡単である。怒るは自分一人で怒っているのだから、家に帰ってから勝手に怒ればいいこと。学級の中で必要なのは「叱る」こと。…

めだかの学校について考える

めだかの学校について考える 「めだかの学校は川の中、誰が生徒か先生か・・・。」のめだかの学校である。今の学校では「めだかの学校」が増えてきているように思う。 窓から運動場を見ていると子供たちと一緒になって鬼ごっこをしている先生がいる。正しく…

席替えについて考える。

席替えについて考える。 常々学校内のことは全て意図的でなければいけないと考えている。席替えも同様である。しかし、若い先生を見ているとくじ引きで席を決めている人がいる。保護者から問い合わせがあったときに「くじで決めました」と言えば説明責任は逃…

テストについて

テストについて テストについて語るのは2度目。周りの若い先生たちの話を聞いていると、「○○君はテストができない。やるきがない」などと言っていることがある。しかし、ほんとうにこれでいいのか、考えてほしい。 できないのはだれの責任 できない問題があ…

丸付けについて

丸付けについて 授業中子どものノートや課題を評価していくのは教師の大切な仕事の一つである。よく「できた子から持って来なさい」というあれである。わたしの場合、国語や算数では並ばせるようなことはしなかった。並ばせるかわりに、 教師の方が子どもた…

特別支援 ホットケーキ作り

特別支援 ホットケーキ作り これは隣のクラスの先生が実践したものです。5人でホットケーキを作ることを学習していきます。特別支援学級の場合、子どもたちの能力的にもかなりばらつきがあります。そのために同じ教室で行われる授業ですが、支援の仕方も目…

特別支援のアイデア コミュニティバス1

特別支援のアイデア コミュニティバス1 特別支援学級に来ている子供のほとんどが自家用車しか乗ったことがない。電車やバスの中で泣いたり暴れたりする心配があるからだろう。しかし、将来のことを考えると公共輸送機関が使えた方がよいだろう。 また、市内…

特別支援のアイデア 100均

特別支援のアイデア 100均 特別支援学級の生活単元の授業として近くの100均での買い物を行った。お誕生日を迎える子供がいると、100均で買ってきたお菓子を食べてお祝い。前の年まではケーキ屋さんまでケーキを買いに行っていたのですが、金額がバ…

映画について(鬼滅の刃と三国志)

映画について(鬼滅の刃と三国志) 年に6回ほど映画館まで映画を見に行く。シニア割引というものがあり千円少々で見ることができる。先日も娘と「鬼滅の刃」を見てきた。金曜日の朝10時からだったが、7割ほど埋まっていた。特に両隣にも客が入っていたの…

自転車とぶつかりそうになりました。

自転車とぶつかりそうになりました。 今日は昼間は暖かかったのですが、夕方からは気温が下がり風も強くなってきました。片付けも終わり買い物があったので近くのスーパーに買い物にウォーキングで行こうと思いました。ちょうど近くにある中学生の下校と重な…

連絡帳の使い方

連絡帳で書く機会を増やす 学校で毎日必ず書くものに連絡帳があります。ただ連絡するためのツールになっていないでしょうか?ときどき教室の前を通ると、今何を勉強しているのだろうと、連絡黒板を見るようにしています。しかしいくつかの教室では教科は教科…

嫌だは嫌だ

嫌だは嫌だ 昔の教師の辞書に「嫌だ」とか「やりたくない」と言う言葉はなかった。特別支援学級の担任をしているときには、時々聞くことがあったが、普通学級の担任をしていた時には授業中ほとんど聞くことはなかった。 しかし、この頃は普通学級の子どもか…

保護者からの信頼度アップ 通知表の書き方

また嫌な時期になってきました。それは通知表を作らなければならないからです。「マイナス面ならいくらでも書くことができるのに」「○○君のことならすぐに文が浮かんでくるのに、△△君のことはさっぱり文が浮かんでこない」など。テレビを観ていても通知表の…