冬至の日に(3年理科)

 

 理科3年「太陽の動きと地面のようす」の学習の導入で,かげふみをしてかげのでき方を意識させることがある。それと合わせて「カーテンはいつ使うのか」と問題を出したらどうだろうか。私が授業をした時には「夏」という意見が圧倒的に多かった。しかし、「カーテンを使うのは冬至前後に使う」できれば11月ごろに聞くとよい。写真も用意しておくとよいかもしれない。

 太陽高度が低いために、教室の奥まで太陽の光が届くのである。逆に夏至の頃には太陽高度が高いために、太陽の光が教室の中まで届かない。さらにカーテンがしてあると風が通らないということもある。

 さらにどうしてカーテンが必要なのか考えさせることで、太陽高度の変化について意識させたい。

 

 今日(冬至翌日)も教室にはカーテンが敷かれていた。子供たちは何とも思っていないのか、カーテンのことを意識していない。このような日常にも理科の教材となる事象がある。アンテナを高くしたいものである。