特別支援 ホットケーキ作り

特別支援 ホットケーキ作り

 

 これは隣のクラスの先生が実践したものです。5人でホットケーキを作ることを学習していきます。特別支援学級の場合、子どもたちの能力的にもかなりばらつきがあります。そのために同じ教室で行われる授業ですが、支援の仕方も目標もそれぞれの子で考えていきます。

 特別支援学級の場合、手を洗いエプロンを着るところから始まります。道具を揃える子、材料の分量を計る子など特性に合わせて課題に取り組みます。レシピも子どもの特性に合わせて数種類作ります。レシピを見ながら一人で作業を進める子から支援員さんと一緒に作業を進める子もいます。(合理的配慮が必要です)

 ホットプレートを使うので火傷にも注意します。事前に教員や支援員さんの動きも考えておきます。(だからといってまず計画通りには進みません)場面ごとに目標、支援方法を示しその都度評価していけるとよいと思います。

 ホットケーキができあがったら楽しみな試食タイム。(中には、「全員揃うまで待つ」という目標の子もいました。)

 片付けも大切な学習。協力して片付けます。ホットケーキを作る活動よりも準備や片付けが大切な活動になります。また予想外のトラブルも発生します。時間にはゆとりをもって授業を行った方がいいと思います。

 

閑話休題

 食べる物を作るというのは、支援の子どもたちでもとても喜んで取り組むことのできる授業です。しかし今年度は、コロナの感染もあり他の子が作ったものを食べるというのは難しくなってきました。その点についても配慮が必要です。