コロナ禍の中の小学校

コロナ禍の中の小学校

夏休みに入る前まではそれ程小学校での感染を心配していなかった。しかし、9月がちかづくにつれてコロナの感染が広がっていく。休校すべきではないかという声も聞こえるようになった。職員室で濃厚接触者という言葉が出ると、すごく気になる。

 

子どもの中にも感染者が

子どもたちの欠席理由で一番多いのが「コロナ感染に配慮して。」である。5名の子供が感染を恐れて休んでいるクラスもある。忌引き扱いになっているので休むことへのハードルが低くなっている。またコロナ感染の連絡があったのは2名。しかし、本当に濃厚接触者も含めて2名だけで済んでいるだろうか。保護者の感染も含めればもっと多くても

 

保護者どうしの不信感

9月に入り教頭の所へ保護者から電話があった。熱があっても学校に来させている保護者がいるということだった。確かに子供に多少熱があっても特に症状がなければ、学校に行かせる保護者もいるだろう。また、学校ではマスクがファッションになっている。そのためウレタンマスクをしている子どももかなりいる。

 

学校における3密

教室は40人の子どもが入ることができるように作られている。ソーシャルディスタンスのことなどは全く考えられていない。そのため授業中は友達との距離を取ることは難しい。さらに休み時間になれば手をつないだり、顔を突き合わせるようにして話をしたりしている子どもも多く見られる。

 

今のところ教職員の感染は見られない。しかし、いつクラスターが発生しても不思議ではない。問題はどこから広がったかということ。とにかく子供を預かっている身としては、自分から学校の子供たちの感染だけは防ぎたいと思う。小学校ではほとんどの子どもが12歳以下。感染が広がらないことを祈るのみ。