2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

バレットジャーナル事始め

バレットジャーナル事始め いろいろなノートの使い方がネットやYouTubeに出ている。それらを見ていると、自分にもできるのではないかと、ムズムズしてくる。 最初に出会った手帳はシステムだった。当時大学生だったが、システム手帳が欲しくなりファイロファ…

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか4

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか4 今回も実際に担任した子供のことについて書こうと思う。しかし、かなりフェイクを含むことを先に断っておく。 絵を描こうとしないB君 B君も1年生の時に担任…

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか3

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか3 今日は実際に担任した子供のことについて書こうと思う。しかし、かなりフェイクを含むことを先に断っておく。 保護者との捉え方が違っていたAくんについてお…

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか2

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか2 学校教育の目標 先回のブログに続いて、学校での限界について話をしていきたい。今日の新聞に全国学力調査の問題が出ていた。このような形で調査が行われる…

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか

「『みんなと違う子だから発達障害』という考え方はなぜ危険なのか」という考えはなぜ危険なのか 東京大学のる中邑賢龍教授が「みんなと違う子だから治療する、という考え方は危険すぎる」と警告する理由とは? ヤフーニュースに載っていたので教員の立場から…

教員免許について

教員免許について コロナのワクチンの打ち手が足りないと言うことで、出産などで退職した看護師の方が再度訓練を受けていると言う記事があった。看護師の場合、ブランクがあっても看護師として復帰することができるようである。 教員も同じように常に人手不…

リライト教材を作る

リライト教材を作る リライト教材とは 日本語教室でリライト教材を使って授業を行っている。リライト教材とはリライト教材とは、そもそもは外国人の子供たちに対して、教科書本文を子供の日本語力に対応させて書き換えた教材です。 例えば5年生で学習する「…

5月24日に思ったこと

5月24日に思ったこと どうしたのだろう 今日は本来なら先週の土曜日に行われる予定だった運動会の代休。しかし、コロナのために運動会のみ延期。土曜日に勤務があり今日は代休。 休みの時には近くの神社にお参りに行くことを日課としている。 11時ごろ…

コジマジックさんが向き合った我が子の発達障害「できないのではなくて、やり方を知らないだけ」〈AERA〉

コジマジックさんが向き合った我が子の発達障害「できないのではなくて、やり方を知らないだけ」〈AERA〉 この記事を読んで小さい頃のことを思い出した。小学校の時は絵を描くことがとても苦手だった。描くこと自体は嫌いではなかったが、曲線が嫌いだった。…

校則は何のため

校則は何のため 文春オンラインの記事に「なぜツーブロや茶髪はだめなの」という記事があった。教員の立場からこの記事へのコメントを書きたい。 教員への取材がない いつも思うことだが、教員への取材がないこと。なぜ茶髪が禁止されているのか、説明を聞く…

クレヨンに肌色がない

クレヨンに肌色がない クレヨンの箱の中に「肌色」というクレヨンがなかった。このことについて考えたい。 そろそろ日本語教室に来る子供も決まってきた。母語やルーツをもつ外国の文化も大切にさせたいと考えている。掲示物についても、日本語だけでなくそ…

「わいせつ教員新法」、21日の衆院委員会採決で与野党合意について

「わいせつ教員新法」、21日の衆院委員会採決で与野党合意 まず、前提としてわいせつ教員を擁護するつもりは全くない。特に将来のある子供達の心にどれだけの傷をつけてしまうのか。学級の中で担任として信頼していた教員が、人の道を外れるのを子供たちは…

ICT(Information and Communication Technology)教育の問題点2

ICT(Information and Communication Technology)教育の問題点2 教員の負担を減らすことができない ICTなどのメリットを見ていると、必ず出てくるのが「教員の負担を減らす」という文句がある。しかし、実際にそうだろうか。このコロナ禍でも子供が学校に…

今年の子どもはできが悪い

今年の子どもはできが悪い 「今年の子どもはできが悪い」職員室ではそろそろ聞こえてきそうだ。しかし、世の中に自分の関わっていることや物に対して悪口を言っているのは教員ぐらいなものである。もしトヨタのセールスマンがトヨタの車の悪口を言っていたら…

ICT(Information and Communication Technology)教育の問題点

ICT(Information and Communication Technology)教育の問題点 ICTをネットで検索すると、最初のページはほとんどが企業のPRページ。結局は子供のことよりも企業の利益が優先されているようにしか思えない。次から検証していく。 ノートに書かなくてよい ノ…

学校にiPadがやってきた2

学校にiPadがやってきた2 学校にiPadが導入されて1ヶ月ほど経った。今までの探検バックの代わりにiPadを持って出かける姿を見るようになった。しかし、現状はどうだろうか。学習の効率化、教員の負担軽減につながっているだろうか。 大人3人で 妻の勤めて…

無理!無理

小中学生学力調査は紙廃止、タブレットで実施へ 埼玉 ネットの記事によると、2024年から学力テストを紙からタブレットに変えて実施するとのこと。しかし、この学力テストで測定したいのはどのような力なのだろうか。情報機器を使う力なのか、それとも国…

ついに小学校にも

ついに小学校にも 大分県 新型コロナ新たに76人感染 小学校でクラスター 小学校にもついにコロナの感染・クラスターが発生した。自分にとっては想定内のことである。しかし、十分な対策が行われているとは言えない。 子供でも感染する。 今までは、子供は…

印刷できるんだ

印刷できるんだ 小学校にもiPadが入ってきたことは前にもお伝えした。自分としては4年ほど前から無印ではあるが購入し、個人的にもまた授業でも使っていた。持ち運びやユーザーフレンドリーな点で優れていると感じていた。例えばiPhoneで撮った写真が、何も…

コロナが学校にも2

コロナが学校にも2 教員にも朝の健康チェックが義務づけられるようになった。体温の測定をしていかなければならない。 聞いた話だが、今日1年生の子供が「気持ちが悪い」と言って保健室に行ったところ、体温が37度越え。すぐに母親に連絡を入れたのだが…

コロナが学校にも

コロナが学校にも GW中に5人の子どもがコロナに感染したというメールが学校から届いていた。ついに学校にもコロナが来てしまった。休み中だったということで、学校での濃厚接触者はいないということだった。そのため休校にはならなかった。それでも今月予定…

母の日 学校を巻き込まないで

母の日 学校を巻き込まないで 5月の第2日曜日は母の日。私の勤めている地区では、保育園・幼稚園児と小学生は全員母の絵を描くことになっている。ほとんどの学校では授業中に描かせている。問題なのはこれが市内にあるスーパーが行っていると言うことであ…

PTAと内申について

PTAと内申について PTAが必要か必要ではないかの話はここではしない。記事の中に内申のためにPTAの役員をやることにしたという人がいた。このことについてコメントしていきたい。 大変な役員選出 担任にとって、PTAの学級委員を選出するのはとても大変なこと…

中学校での内申について

中学校での内申について 公立高校の受験で必要な内申がどのような方法で行われているのか、教員の立場からお伝えしたい。この記事が少しでも内申について理解を深めて貰えばと思う。 内申の意味 中には難関高校を受験するために実力があれば良い(当日のテス…

「実録!公立中学の不透明な「内申」と高校受験」を読んで

実録!公立中学の不透明な「内申」と高校受験 今日のヤフーニュースから 「実録!公立中学の不透明な「内申」と高校受験」という記事がヤフーニュースに載っていた。昔「内申」を作ったこともあるし、担任として子供の成績をつけたこともあるので、成績を作…

子供が学校に行きたくないと言ったら-保護者にできること-

子供が学校に行きたくないと言ったら-保護者にできること- GWや夏休みなどが終わると学校に行きたくないと言う子どもが出てくる。保護者の方にとっては、大きな問題が発生したことになる。しかし、大切なことは原因が学校である以上学校に相談することが必要…

学校におけるiPadの活用

学校におけるiPadの活用 学校でどのような場面で使うことができるか考えてみたい。教育用に無印の安いiPadを作ったのは、今後マックブックやiPhoneなどのユーザーを広げるためではないだろうか。しかし、大切なことはiPadを使うことが目的とならないこと。本…

小学校にiPadがやってきた3 こんなアプリを

小学校にiPadがやってきた3 こんなアプリを iPadのアプリには学習に適したものがいくつかある。そのアプリのうち使ってよかったものを書いていく。特に特別な支援が必要な子どもたちにとっては役に立つアプリが多い。アプリの良いところは、やり方が理解し…

小学校にiPadがやってきた2

小学校にiPadがやってきた2 教員にもiPadが配られた。最初の話では、再任用の教員にはないということだったので、仕方ないと思っていた。しかし、共用のiPadが何台かあり、そのうちの1台を自分専用に使ってよいとのこと。授業の中でどのように使うのか考え…

「学校に行きたくない」と子供が言ったら2

「学校に行きたくない」と子供が言ったら2 前回子供が「学校に行きたくない」と言ったらどうしたら良いのか考えてみた。しかし、行きたくないと、自分で理由まで言うことができるならそれほど重症ではない。その行きたくない理由を解決してあげればいいのだ…