ついに小学校にも

ついに小学校にも 大分県 新型コロナ新たに76人感染 小学校でクラスタ

 

   小学校にもついにコロナの感染・クラスターが発生した。自分にとっては想定内のことである。しかし、十分な対策が行われているとは言えない。

 

子供でも感染する。

   今までは、子供は感染しないとか感染しても重症にならないということだった。そのために学校での感染対策はそれほど進んでいなかった。しかし、大分では小学校でクラスターが発生している。つまり学校でも一層のコロナ対策をしなければならない。

 

何も変わらないコロナ対策

   教室の中には40人近くの子供と教員が入っている。飲食店の対策と比べると全く劣っている。隣との間隔はコロナの流行前と変わらない。さらに授業の形式もほとんど変わらない。音声で授業の指示を出す。子供たちは自分の意見を声を出していう。このような授業スタイルはどのように変えればよいのだろう。

   給食も今までと同じように教室で食べている。衝立もなければ無言も徹底されていないように見える。

   学校でできる対策としては、マスクをつけるように呼びかける。密にならないように呼びかける。手を洗うように呼びかける。これくらいしかない。強い指導もしたいが、強い言い方をすればいじめや不登校につながってしまう危険も考えなくてはならない。

 

学校は子供だけではない

   私の知っている校長は基礎疾患として糖尿病をもっている。私の場合も心筋梗塞を患ったことがある。今年定年を迎える予定の教員や再任用で定年後も働いている教員もいる。子供から感染した場合には、子供が責められることはない。しかし教員が子供に感染させてしまった場合にはかなり責められることになるだろう。さらに基礎疾患をもっている教員は感染すれば、即命の危険を考えなければならない。

 

本当に体温測ってきたの?

   学校は教育の場であるとともに、子供を預かる場でもある。昨年休校した時にも、保護者の都合で登校を認めていた。学校では朝体温を測ってくるように保護者にお願いしている。しかし、朝は体温がそれほど高くなくても、コロナに感染していた場合急に体温が上がることもある。