小学校にiPadがやってきた3 こんなアプリを
小学校にiPadがやってきた3 こんなアプリを
iPadのアプリには学習に適したものがいくつかある。そのアプリのうち使ってよかったものを書いていく。特に特別な支援が必要な子どもたちにとっては役に立つアプリが多い。アプリの良いところは、やり方が理解しやすいこと。理解できれば、一人で学習を進めることができる。原則無料のアプリを紹介する。(アプリ内課金も無いもの)
書き順ロボ
漢字書き順ロボとなっているが、ひらがなの書き順から学習することができる。このアプリのよいところは、何度間違えてもイライラしないこと。タブレットだから当たり前なのだが。1年から6年まで学年別になっている。さらに学習する漢字を選ぶことができるので教科書に合わせて学習することができる。
マイナス点としては、3年のように学習する漢字が増えると学習させたい漢字を探すのに手間がかかること。感度の問題なのか、ちょっと画面に触っただけでやり直しになってしまう。
かずのトライ
このシリーズの特徴は、問題を解いていくと怪獣が進化することである。学習に興味が持てない子どもも進化すると次にどのような怪獣になるのか、それが楽しみで取り組むことができる。このシリーズには「くり上がりのトライ」「九九のトライ」「わり算のトライ」などがある。反復練習をさせるには適したアプリである。少し説明すれば、子供だけで取り組むこともできる。
マイナス点として「九九のトライ」で✖️10まであること。どうして✖️10まで問題があるのか。九九は✖️9までなので、そこだけは説明しなければならない。
お金の学習
お金の学習がレベル1からレベル11までで学習することができる。レベル1は10円までを一円玉で作っていく。さらに十円玉、百円玉が入ってくる。さらにレベル8からは五円玉が入ってくる。
絵カードタイマー
学習アプリではないが、ぜひ入れておいてほしいアプリとして絵カードタイマーがある。残り時間を視覚的に示すタイマーである。キッチンタイマーを使っている教員も多いが、これは残り時間がだんだん減っていく。
マイナス点としては、1時間で1周なので3分とか短い時間では、分かりにくい。
このようなアプリが無料で手に入るというのは、よい時代になったと思う。