教師の失敗 学級通信

教師の失敗 学級通信

 これは自分の行ったことではないことを先に断っておく。

教員の中には毎日一生懸命に学級通信を出している人もいる。多くの教師は出すことによって学級での出来事や頑張っている子のことを伝えようとしている。しかし、本当に保護者は喜んでいるだろうか。出し方によっては不信感につながることもある。(あえてここでは先生とか教師という言葉は使わず教員と呼ぶことにする)

 娘が中学校3年生の時に担任してもらった教員の話である。熱心なのか毎日通信を出していた。しかし昨年まで使ったファイルをそのまま書き直して出していたようだ。係の名前が違っていたり、子供たちから「こんなことはやっていない」など批判されていたりしたようだ。子供の名前が違っているのは日常茶飯事。

最初は保護者として興味をもって読んでいたが、子供の話を聞いていると不信感が高まってくる。妻曰く「通信を出す暇があったら、もっと違うことに使えばいいのに」。4コマ漫画も何を言いたいのかわからない。途中から読まずにゴミ箱ということもあった。

同じ教員として、一度通信を出すと止められないということは分かるが、なんのために出すのかということを問い直してほしい。

 

閑話休題

わいせつ教員の処遇について。絶対に教壇に立たせてはいけない。まず自分の子供を安心して預けることができない。また同じ教員としては、一人わいせつ教師が出ると男性教員は全てわいせつ行為をしているのではないかと疑われてしまう。信頼関係も無くなってしまう。

「教師がわいせつ行為をする」のではなく「わいせつ行為をする人が教員をやっている」のである。また、このような教員を産んでしまった原因として、教職のブラック化がある。教員採用試験の倍率が下がり続けている。そのため学校が慢性的な人不足が続いている。昔だったら教壇に立つことのできない人もいるということだろう。