特別支援学級でのiPadの利用について

特別支援学級でのiPadの利用について

 

昨年まで特別支援学級の担任をしていた。3人の学級だった。支援員さんが入ってくれることも多かったが、原則一人で3人の指導をすることになる。生活単元など3人で一緒に活動することもあったが、大半は個別の指導が中心。一人の指導を対面で行っている間、残りの二人は一人で学習を進めることになる。

 このような状況で役に立つのがiPadである。最初は自分で買ったものを使っていたが、途中から学校で支援学級1クラスに1台購入してもらった。(学校で購入してはもらったが、有料のアプリは使えない)wi-fiルーターも買ってもらったので活用の幅が広がった。しかし、セキュリティーの関係で自分のiPadは繋がらないしYouTubeも見ることが出来ない。それでも学級に取り入れることでかなりプラスに働く。

 

 iPadで学習アプリを使う利点としては、

子供にも簡単に使うことができるように工夫されていることである。

言葉を発することができず知的な部分でも問題があった子供がいた。その子でもiPadにあるアプリで遊ぶことができた。

 

子供が取り組みたくなるような工夫がある

計算練習のできるアプリがある。そのアプリでは出てくるモンスターが問題を解くとだんだん成長(進化)していく。子供たちはどのような進化をするのか見たくて、頑張って問題を解いてくれる。

 

いくら間違えても文句を言わない

子供がおなじ所で何度も間違えると、つい心ないことを言ってしまうことがある。「この問題何度目?」「いい加減できるようになろうよ」など。言ってからしまったとおこうことも多い。しかし、アプリなら文句を言わない。何度も「頑張ろう」と言ってくれる。

 

他にも色々な利点はある。どのようなアプリを使っているのかは次回のブログで