限界-学校におけるコロナ感染対策について-
限界-学校におけるコロナ感染対策について-
学校における感染症対策は十分とは言えない。今まで子供への感染が少なかったことから今まで問題にならなかったが、変異種については若年層への感染力も強いとのこと。限界に近づいている。
手洗いの徹底とは言うが子どもたちは休み時間になれば、走り回っている。アルコールもいたるところに置かれているが、子どもたちが提出してきた宿題のノートを一つ一つ消毒することは不可能である。
マスクについて
学校では教員、子どもすべてマスクを着用している。しかし、1年生の子供の中には鼻が出てしまっている子どもも多い。そのたびに注意はしているのだが、なかなか徹底させることが難しい。
給食
コロナ前の給食は友達と話ができる時間だった。外国人の担当の先生がクラスに入って一緒に食べることもあった。しかし、今では全員前を向いて食べることになっている。しかし、1クラスに40人近くの子供がいる。窓は開けているが一人がくしゃみをすれば飛沫が飛んでしまう。
配膳も子供たちが行う。手洗いも徹底させているが100%完全とは言えない。
一番心配なのが家庭での感染が学校で広がることである。今まで対策はしてきたが、多数の子供が登校して来る状況では十分とは言えないだろう。実際に感染者が登校してクラスターの発生源となればひとたまりもない。
毎日健康チェックを行い、体温を測定して学校に提出もしてもらっている。それでも忘れてくる子供もいる。
さらに休ませることができなければ熱があっても登校させるだろう。また、コロナに感染したという風評被害もこれから問題となってくる。
学校をクラスターの発生源にしないためには、学校にコロナウイルスが入らないように家庭での感染を防ぐこと。そのためにも今が頑張りどころ、我慢のしどころではないだろうか。