パソコンで日記を書くことについて

パソコンで日記を書くことについて

 自分の毎日のルーティンの一つにパソコンで日記を書くことがある。ワードを使っている。日記アプリのようなものは使っていない。就職してから日記を書くようになった。書き始めたときには紙の日記帳だった。3年連用の暑さが2センチほどある日記帳を使っていたこともあるが、途中で書かない日が続いてしまうと、結局書かなくなってしまう。毎年3年連用の日記帳を買っていた時期が数年続いた。

 異動を機に金銭的に厳しいこともあり、パソコンで日記をつけていくことにした。以来25年続けることができた。

紙の日記帳と比べパソコンでつけることのプラス点は

1どこでも書くことかできること

 紙の日記帳は、他の人に見られることを考えると外に持ち出したくない。また、筆記用具も揃えないと字の色や太さが変わってしまう。妻や子供たちの前で日記帳を広げて書くのも憚られる。そのために家に帰って家族が寝てから書くことになる。

 逆にパソコンなら職場でも日記を書くことできる。フロッピー(古い!)やUSBに入れれば家に持ち帰ることもできる。パソコンで日記を書いていても、仕事をしているように見える。

 今はiPadを使えば、どこでも入力できる。

 

逆に紙で書くことのマイナス点は

1アプリ(ワープロソフト)が変わると読み込みに手間がかかる。

 日記を書き始めた25年前にはワードよりも一太郎が一般的だった。そのために数年は一太郎で書いていた。しかし、一太郎のプリインストールのパソコンは無くなった。学校関係の書類もほとんどワードに変わってしまった。日記もワードで書くようになった。一太郎で書いた日記を見ようとすると一太郎ビュワーを使わなければならない。Windows版はあるがマックOSでは出ていない。

 しかし、日記ソフトやアプリで書かなくて良かったと思う。同じソフトが20年以上あるとは限らない。

 

2一覧性がない。

 1ヶ月くらい前までは、何があったのか見直すことができる。しかし、1年以上前になると探し出すのにも手間がかかる。10年以上昔の日記はほとんど見ていない。普通の日記なら表紙を見ればいつのことなのかそれほど手間もかからないだろう。

 

 退職を機に紙の日記に変えようかと思ったり、パソコンで作るなら写真を入れようかと思ったりした。しかし、20年以上同じフォーマットで続けていると変更しても長続きしない。結局元に戻ってしまった。