小1の壁 学習について

小1の壁 学習について

 

教科書をよく見て

  保育園と小学校の違いは、授業が行われることである。学習する内容はどこの小学校でも同じである。国語や算数の教科書は何種類かあるが学習内容は文部科学省によって決められている。

子供が教科書をもらってきたら、名前を書くとともにどのようなことが書かれているのか見てほしい。国語の教科書にはしばらく文字が出てこない。これで2時間ほど授業をしなければいけない。技量が試されるところ。

 

字の書き方、計算の仕方

教科書を見て文字の書き方をよく見てほしい。保護者の中には教科書の書き方と違う書き方をしている方がよくいる。数字なら「5」とか「7」、カタカナの「ヒ」などで間違えることが多い。ひらがなや1年生で学習するひらがなは書く順序まできちんと指導してほしい。書き順など中学生になればほとんど問題にしない。保護者の方はそれ程書き順に拘る必要はないと思われるだろう。しかし、多くの教員が書き順や字の形に拘って指導している。とめ、ハネ、はらいも同様。保護者の方に教えてもらって、テストで自信を持って書いたらバツになったということでは、子供がかわいそうである。

計算についてもやり方がある。13―5のようなくり下がりのある引き算は、計算の仕方が2通りある。子供が混乱しないように教科書がどちらのやり方で教えているのか見て、それから教えてほしい。

 

我流は混乱の元

社会生活では、パソコンもあり字を書かなければいけない場面はそれほどないし、そこまで気を遣う必要はないだろう。鉛筆の持ち方も個性の一つなのかもしれないし、字の書き方もその人柄を表している。(自分は気になって仕方がないが、黙っていることにする。箸の持ち方も同じで、いくら芸能人がうんちくを垂れていても、食事の場面で箸の持ち方がおかしければげんなりである)

日芸能人とアナウンサーが自分たちの結婚の報告を自筆のファックスでメディアに送ってきていた。MCは個性的な字と言っていただけだが、まず書写の時間だったらかなり書き直しを何度もさせられていただろう。