老い支度　定年になってから始めたこと

　定年になり、時間的なゆとりはかなりできた。その分金銭的なゆとりがなくなってしまったのだが。問題はこの時間をどのように使うのかということ。実際には思っていたほどには多くない。今日も午後からは妻の買い物に付き合わされてしまった。３時から５時近くまでかかってしまった。

　定年を過ぎてから始めたことに、投資がある。現職の頃は難しい、損をするなどという思いから、金融資産といえば銀行預金のみであった。しかし今年に入り、投資信託を始める。分からないことや心配なこともあったが、ユーチューブには投資について説明している番組も数多くある。

　もちろんリスクは最低限にしたいので、退職金や老後の資金として貯金してある分には手をつけないことにしている。

　まず、投資用の銀行としてネット銀行を選ぶ。さらにネット証券を選ぶ。理由は自分の父親が退職金を運用した時、いいように証券会社の社員に運用されて結局手数料など取られてしまいほとんど残らなかったということを聞く。その証券会社はその当時は大きかったが潰れてしまった。

　投資は自己責任。リスクも自分で判断して行ったのなら諦めもつく。

　積み立てNISAで全米S＆P500のインデックスファンドを購入。これだけでかなりハードルは高いと思っていた。しかし、実際にはネットから簡単に申し込むことができた。月に五千円。少し我慢すればなんとかなる金額。

　１月下旬から始めて約１ヶ月。1％ほど購入金額より増えている。さらに全世界のインデックスファンドにも月三千円積み立てることにする。日経株価が30年ぶりの高値になっている。あとは暴落が心配になるが毎日上がり下がりを見るのも今のところは楽しみ。