定年後の世界

定年後の世界

 

 昨年の3月に定年で退職し、4月からは再任用ということで近くの小学校に勤めるようになった。ここで、定年のビフォー、アフターを比べてみたい。もしこの3月に定年となられる人(先生)がいれば少しでも参考にしていただけたらと思う。

再任用のハーフとなり、勤務時間は半分になった。現在の勤務は月・火曜日は1日勤務。水曜日は半日勤務。木・金については勤務がない(休み)。通常の勤務と同じ時間を選択することも可能だったが、自分の健康と担任になるかもしれない(特別支援を担任していたので、そのまま)という心配からハーフの勤務を選ぶ。

担当としては、日本語指導。算数などの少人数の指導は勤務しない日があるので無理。担任がないと言うことは、子供との接点が限られてしまうために面白くない。しかし、通知表を書いたり、個別懇談会で保護者と対面したりすると言うことがない。さらに4時を過ぎればさっさと帰ることができる。そのために他の先生と相談したり、ゆっくり話したりすることがほとんどなくなった。また、給食は月・火の週に二日間しか食べていないので、それ以外にカレーやデザートが付くと少し残念。

今までは、担任一人で学級を担当していたが、週の半分しかいないのでもう一人の先生と一緒に進めていかなければならない。今まで一人で授業を進めてきたので気楽だったが。もう一人の先生のことを気にして授業を進めなければならない。これが結構なストレスになる。