残された2週間

残された2週間

 

あと2学期まで2週間。担任をもっていないので、特にやらなければいけないということは今のところない。1日日本語指導のための講習会が入っているだけ。実際に担任をもっていた時とは違う準備が必要。

 

心を切り替える

 実際に2学期が始まっても、週の半分しか勤務していないのですぐに休みになってしまう。夏休みも勤務日はできるだけ学校に出るようにしていたので、勤務の状態としてはあまり変わらない。

しかし、子供たちは2学期になったという気持ちで登校してくる。そのような子供たちの前に立てるように気持ちを切り替えていく。

 

まだ読んでいない本を読み終える

サピエンス全史を読み始めた。まさに目から鱗といった感じ。しかし、まとめて読むだけの気力があまりない。ネットなど見ているとどうしても後回しになってしまう。もっと問題なのは、読みかけの本があると思うだけで、新しい本を購入する気持ちになれないこと。

 

テレビを見ていたら、ピーターフランクル氏が日本人は国際情勢に無関心であると言っていた。彼の経歴からすれば、当然のことだろう。しかし、アフガンの状況など娘から聞かれたが、自分自身満足に答えることができなかった。もう少し海外の情勢についても関心を持つべきだと思った。

 

コロナ対策

マスク、手洗い石鹸、除菌シートなどを用意すること。できればゴーグルも付けたいのだが、そこまでしている教員は今のところいない。これからは自分のことは自分で守るしかない。しかし、学校はまるでサンドバックのようである。誰が陽性者か分からないまま、授業をしていかなければならない。外出制限が掛かっている中で、どうして登校させるのか分からない。ロックダウンしても登校はさせるつもりだろうか。

 

 

 

 

2学期に向けて

2学期に向けて

 

あと夏休みも2週間ほどになった。現役の頃は後半になると落ち着かなくなった。今まで何度も夏休みを経験してきたが、有効に使うことができたと思えるようなことはほとんどなかった。夏休み40日間休んでしまった分のつけが今になって襲ってくる。私が育った街では最終の土日に大きなお祭りがあった。本来ならお祭りで楽しみたい所だが、宿題やその後に予定されている課題テストのことを考えると憂鬱になった。

 

夏休みの宿題

残り1週間になると、2度目の出校日がある。このときには、作文や読書感想文などの宿題を提出することになっている。提出された作品の中から優秀作品を選ぶ。このような宿題はJA(交通安全ポスター)や共同募金会(赤いはねの作文と書道)、毎日新聞(読書感想文)選挙管理委員会などへ提出しなければならない。提出作品には1枚1枚作品票を付けて出すものもある。募集先によっては、学年2点などというところもあり相談して決める必要がある。

 

2学期の準備

 2学期には1学期以上に行事が詰まっている。さらに今年度はコロナ禍のために、運動会のように1学期にできなかった行事が入ってくる。しかし、この状態でできるのだろうか。(昨年度は運動会と学芸会がなかった)別にこのような行事はなくても大きな影響はないように思う。また児童会の行事がほとんど行われなかった。(放送で児童集会が行われているが緊張感がない。)名簿の確認も必要。

 

教材の作成

 本来ならこれがメインにならなければいけないと思う。しかし、現在行っている日本語指導では、子供の状態を見て教材を用意することが多い。漢字カードなどは一度作ればそれぞれの子供にも使うことができる。

今だから思うこと

今だから思うこと

 

どうして教員を選んでしまったのだろう

 

教職を選んでしまった理由

教職を選んでしまった理由は2つある。1つ目は父親が教員だったこと。そのために教員の仕事が身近にあった。それ以上に教員以外の職業を知らなかった。父親の頃には夏などは明るいうちに帰ってきて農作業を行っていた。中学校1年の時の担任は養豚業も行っていた。そういった教員の働き方は知っていたがそれ以外の職業についてはどのようなことをするのか分からなかった。

 

2つ目は教育大に入ってしまったということである。偏差値的にはかなり厳しかったが、何とか教育大に入ることができた。自分が受験したときには公立大は1期校、2期校に分かれていた。2期校で地元の教育大を受ける。何とかギリギリのラインで合格。そこから大学生活が始まった。当然周りは教員志望の人ばかり。教職課程を取得することが当たり前なので他大学のように無理をして教職を取る必要もない。3年と4年で教育実習にも行った。そして何も考えることなく地元の教員採用試験を受ける。小学校なら何とかなるだろうという思いから小学校を受験。水泳だけ25m泳がなければいけなかった。もし採用試験に他の地区のようにピアノや鉄棒があったらどうしていたか分からない。

 

小学校で受験したのに、赴任先は小さな中学校だった。学年1クラス。しかし、それぞれの教科の教員が必要だったので、結構空き時間があった。見なければいけないノートやテストもそれほど多くない。土曜日は半日だったが、日曜日は完全に休むことができた。部活の指導は夏休みから担当することになった。小さな学校なので、部活も多くなかった。月に1回ほどは練習試合や大会で潰れることはあったが、それほど負担ではなかった。

 

仕事が終わると、ときには若い教員で食事に行くこともあった。若い教員が多かったということもあり、結構カップルになる人もいた。

 

外圧でしか変われない学校

外圧でしか変われない学校

 

酷暑日が続く。職員室にはエアコンが入っていたが、子供たちがいるときにはエアコンのスイッチは入っていなかった。

数年前までは、この酷暑日でも扇風機だけを回して授業を行ってきた。しかし、熱風をかき混ぜるだけ。職員室に戻り水分を補給して教室に戻る。小学校では教室にエアコンを入れるという計画はあったが費用がかかるので、1年に1校。このままだと全校に配備されるまで20年近くかかることになる。

自分もエアコンが教室に入るようなことはないだろうと諦めていた。2台の扇風機がぐるぐると頭の上を回っているだけ。それでも全教室が一斉に扇風機を使うとブレーカーが飛ぶということも言われていた。

 

それが2018年に豊田市の小学校1年生の児童が熱中症で死亡した事件があった。記事によると

「11時には33・4度、正午には34・8度を観測。児童たちは水筒持参で、こまめに飲むよう指示していたという。教室にはエアコンはないが扇風機が設置されており、戻った際も動かしていた。」とのことだった。

 

 この事件があっても、学校へのエアコン導入はそれほど早くならなかった。しかし、一部の市がエアコンの導入を決めるとそれからが早かった。勤めている市でも1年でエアコンが入った。今回のコロナ禍ではエアコンを入れながら窓を開けて換気するという非効率なことをしているが、環境としてはかなり改善された。

 

 コロナ感染対策も残念ながら現状では十分な対策が行われているとは言えない。マスクとソーシャルディスタンスだけでは感染を防ぐことができないことは明らかだろう。現在夏休みなので学校では目立ったクラスターは発生していない。しかし、2学期が始まる。小学校ではほとんどの子供がワクチン接種の対象となっていない。

 

 コロナの感染対策については、外圧が発生(校内でのクラスター発生)以前に有効な対策を実施してほしいものである。

 

コロナ禍で思うこと

コロナ禍で思うこと

 

 昨年度は、休校が続いたために夏休みも2週間ほどになってしまった。今年度は通常通りの夏休みに戻った。しかし、昨年度は漠然とした怖さだった。今年度はコロナの恐ろしさが見えてきたし、実際に学校でもコロナに感染したというメールが入るようになった。当然誰が感染したのかというのは分からない。

 

 2学期が始まれば学校でクラスターが発生することを危惧している。かなりの割合でクラスターが発生するのではないだろうか。学校ではマスク以外ほとんど対策は変わっていない。さらに子供たちのコロナに対する意識は決して高くない。ソーシャルディスタンスとは関係なく近づいている。また体育の時間には十分に間隔を取った上でマスクを外している。

 

コロナで変わったこと、変わらないこと

 コロナで変わったことといえば、行事がかなり精選されたことである。全校集会も体育館ではなくズームでそれぞれの教室で見ることになる。昨年は運動会が無くなった、今年度は延期になったが、この状態で開くことができるかどうか分からない。実際に無くなったり形を変えたことで何か問題が起こっただろうか。

 

変わらないこと

 学校での給食はほとんど変わっていない。配膳、食事、片付けの手順は変わっていない。授業も教員が教え、子供が学習課題に取り組むことなど学校の根本的なことは変わっていない。運動会についても、延期はされたがなくなるまでにはなっていない。

 

 もっと根本的なことで学校が変わっていく必要があるのではないだろうか。学校はなかなか自力では変わることができない。このコロナ禍という外圧で変わることができるのではないだろうか。

 

電気代が安くなります

電気代が安くなります

 

ネットで探してもない

 金曜日の夜8時に電話がかかってくる。「〇〇電力(○○の中には普通に名前を聞く電力会社)ライフサポートの○○です。電気代が安くなるご案内を」話を聞いていると、電気代のことだけでなく、給湯器の使用年数やガス代のことまで聞いてくる。そんなの急に聞かれても正確に把握しているわけではない。ぐずぐずしていると明日もう一度電話するとのこと。何度断っても少しだけ時間が欲しいという。10時からと言うことで約束してしまう。

 さらに掛かってきた会社名をYahooで検索しても出てこない。さらに電話番号で検索すると、問題のある電話番号だった。

 他にも、電力会社を変更するための手続きを調べてみた。電力会社の変更は印鑑がなくてもネットだけで完了すると言うことだったので心配になる。ただ電力会社から送られてくる検針表に書かれているIDが必要とのことだった。

土曜日、10時5分に電話がかかってくる。昨日と同じ電話番号。留守電に切り替わった途端に名前も用件も言わずに切られた。用件を言えば出てもいいとは思ったがあまりに失礼なのでそのままにしておく。11時近くにももう一度かかってくる。この時間は都合が悪いと言っていたはず。これも留守電に変わった途端に切れる。

 

どうしてきちんと用件をいうことができないのか

 家で待っていると10時少し過ぎに電話。昨日と同じ電話番号。留守電に変わると、要件も名前も言わずに切れてしまった。これだったら折り返し電話をする必要もない。さらに1時間後電話がかかってくるが、これも留守電に変わると切れてしまう。不信感が増す。

 

 やはり電話で勧誘してくる内容については、要注意である。今回学んだことは「きちんと断ること」相手がそれでも納得しないようなら、電話を切る。

 

 

定年教員の夏休み(学校にて)

定年教員の夏休み(学校にて)

 

「教師のバトン」というテーマでTwitterが炎上しているとのこと。実際にブラックには違いないが夏休みがある。特に一昨年度定年を迎え、現状では再任用で勤務している。勤務時間が半分になる。

通院の都合もあり月・火・水の勤務。夏休みはできるだけ勤務しようと思っている。健康上の問題もあり、有給は医者に行ったり、最悪入院したりする場合に残して使えるようにしている。

 

やることがない

8時に学校に着く。これから4時までの8時間。やらなければいけないことがない。少しぐらい遅れても慌てることもない。夏休みなのでそれほど慌てなくても済む。学校には行かなければいけないのにやることがない。担当する教室もないので、片付けたりする教室もない。

普通に勤めているときには、この時期プール指導が入っていた。しかし、今の学校はプールがない(外部委託)のために夏休みのプール指導というものがない。一度校区内の巡視に行ったぐらい。これもこんな暑いのに外でフラフラしている子供などいない。ネットで日本語教育関係のサイトに行き、参考になるような内容がないか探していると昼になる。

 

1日座っていると疲れる

普段は授業を行なっているので、椅子に座るということはほとんどない。また座っていても、子供から声がかかればすぐに立ち上がらなければならない。フラフラ動いて子供の様子を見る。立っている方が楽である。そのために夏休みのような1日座っていると余計に疲れてしまう。さらにこの時期職員室から出ると暑くてたまらない。

 

結局何もしないまま1日がおわる

4時近くになると、机の上の片付けをして帰る準備をする。夏休みの宿題も関係がないのでチェックする必要もない。