読書感想文の書き方
読書感想文の書き方
あと夏休みも1週間。読書感想文はもう終わっただろうか。今回は選ぶ立場から読書感想文の書き方をお伝えしたい。
なぜ本を読むのか
なぜ本を読むのだろう。特に児童の場合には知識を得たりや体験できないことを本の世界の中で体験したりするために読むことが多いだろう。当然心の中には、読書を通して考え方が変わったり、自分の行動の変容につながったりすることもある。
本の選び方
自分の考えや行動に変容をもたらすことができそうな本を選ぶことが大切である。課題図書の場合難しいが、自由図書なら本の表紙や前書きや目次を見るだけでかなり内容を想像することができる。「読んで面白そう」など娯楽のために本を選んでしまうと、面白いだけで終わってしまうので注意が必要。
本を読むビフォーアフター
まず読書感想文というのは、読書した本の感想を書くのではないと言うこと。単純に言えばその本を読む前と読んだ後で自分の心がどのように変化したのか書くことが大切。
考えを凝縮する
そのために一々場面の解説をしていくこともあまりよう方法ではない。さらに小学校高学年では原稿用紙3枚まで。長いと思われるかもしれないが、段落などで分けていくと自分の思いを十分に書くことができなくなってしまう。よく本屋に行った時のことから書かれている作品を見かける。内容が薄まってしまう。
作文と同じ
起承転結4つの部分に分けて考えてみる。そして作文用紙に直に書くのではなくカードに自分の感じたことなど書いていく。
例として、以下のようなことを考えてみた。
- 自分の本を読む前の姿。(主題に基づいて)
- 読んで行動したこと。(本に書かれていることを自分でもやってみたなど)筆者の苦労や頑張りを感じ取る。自分と比べる。
- これからやってみようと思いこと。心の変容(自分がどのように変わったのか)
- まとめ。これからの自分へ。
せっかく読書感想文を書くなら、自分の成長につながる本を読んでほしい。