絵本 カラスのパンやさん

絵本 カラスのパンやさん

 

月に1度ほど、車を30分ほど走らせて近所で有名なパン屋さんへ行く。並んでいる色々なパンを見ているだけで胸がワクワクしてくる。全部を食べるわけにはいかないので定番のカレーパンとアンパンを買って帰る。どうしてあんなにワクワクするのだろう。

今日紹介するのは、昨日と同じかこさとしさんの「からすのパンやさん」というお話。「いずみがもり」の中にある売れないパン屋さん。そこにカラスの四つこが生まれて。子育てが忙しくない、パン屋さんの方はだんだん売れなくなる。おやつが売れ残ったパンになりそれが話題になる。子供たちのリクエストに応じてパンを作っていくと、そのことが話題となり、パン屋さんは大繁盛。

最後の場面は、やはり「8時だよ全員集合」を思い出させる。いろいろなカラスが入り乱れて大騒ぎ。

この絵本で工夫してほしいのは読み方。「どろぼう学校」も読むときにリズミカルに読んでほしい。何度も読み聞かせをするとだんだんリズミカルになってくる。読めば読むほど子供と一緒に楽しむことができる1冊。

 

閑話休題

学級崩壊を防ぐ方法の一つとして、読み聞かせをお勧めしたい。いろいろ読み方を教えてもらったこともあるが、まずは伊冊読んでみること。子供に合わせて、声を低くしたり、リズミカルに読んだりできる。読み聞かせを聞いていると心が暖かく、満たされるような気がしてくるのは自分だけだろうか。だんだん絵本や読み手に惹きつけられていく。ユーチューブやテレビ番組ではもっと刺激的な内容、面白い内容のものが多い。しかし、心が惹きつけられるまではいかない。

コロナ禍で授業時間が不足して、読み聞かせをするような時間がなかなか取れないかもしれなが、このような時こそ読み聞かせをしてほしい。