絵本 どろぼうがっこう

絵本 どろぼうがっこう

 

みなさんは「8時だよ 全員集合!」というテレビ番組をご存知だろうか。今から50年ほど前に爆発的に見られていた番組である。前半は喜劇。後半はアイドルとドリフターズが一緒になってコントを演じる。PTAからは相当嫌われていたようだが、土曜日の8時になると家族全員テレビの前に座って笑いながら観ていました。

今回紹介する絵本は「どろぼうがっこう」(作かこさとし 偕成社)この絵本のことを考えたとき「8時だよ全員集合」の前半の喜劇の部分を思い出した。どろぼうがっこうの先生と(かわいい?)子供たちが出てきます。どろぼうがっこうならではの宿題は、何か盗んでくること。

そして隣町まで、みんなで遠足に行きます。さてさてどんな結末になるのか。

子供たちの「はーい」「へーい」「ほーい」「わっかりやした」は一度耳に入ると忘れることができません。

多少絵が怖いので注意が必要かも?学年始まりで子供たちが緊張しているときに読み聞かせをして、リラックスさせるもいいかも。ぜひ読み聞かせをしてみてください。

「カラスのパン屋さん」と同じようにかこさとしさんの代表作。学芸会でも演じられたことがあります。

 

閑話休題

「8時だよ全員集合」は毎回観ていた。今子供と一緒に観られるかと聞かれれば、少し考えてしまう。大人をからかうような場面やストリップのまねなど。月曜日に学校に行けばコントのまねをする子供。「ちょっとだけよ」などという言葉も流行ったように思う。キャンディーズゴールデンハーフ、本当に懐かしいなあ。