コロナ禍に思う
コロナによる感染者数が増えてきている。自分の近くにコロナのウイルスが迫っているような気になる。基礎疾患を持つ身としては一人で出かけることも怖くなってきた。
報道を聞いていると、感染者数や死者数の推移を取り上げている。しかし、何人以下になれば良いのか。それぞれの感染者や死亡された方にはそれぞれの生活がある。その生活が一気に崩れ去ってしまうと言うことを考えているだろうか。芸能人が亡くなった時には、テレビでも大々的に取り上げ、ウイルスの恐ろしさを伝えている。しかし、テレビでは何事もなかったかのように死者数を伝えていく。
何人以下なら良いと言った問題ではないだろう。逆に一人一人の問題だろう。
学校教育についても考えてみた。教室の中で授業を行う。理解できていない子供が数名いてもほとんどの子供が理解できたのでよしとするのだろうか。テストで平均点が90点だったらよかったのだろうか。
つい私たちは平均点だったり、できる子供の姿を見て満足しているようなところがある。そして理解できていない子供のマイナス点を指摘する。そのマイナス点をなんとかしようという話まではなかなか進まない。子供一人一人の将来にまで考えることが必要であると思った。
コロナの報道を聞いて考えてみた。