男の子の育て方

 懇談会の時にお母さんから「うちの子供は全く・・・」など愚痴を聞かされることが多い。お父さんはどう言っていますかと聞くと「『ほかっておけばいい』と言って全く聞いてくれないんです。」という返事が戻ってくる。

 そんな時には「自分もお父さんと同じです」と答えていました。なぜならお父さんと同じようなことを子供もやっているからです。

 中には「お父さんに相談してみてください」と言うと烈火の如く怒って、それ以降話ができなかったお母さんもいました。

 なぜそんなことが起こるのでしょう?

 それは、お母さんは「女」だからです。「男」の思考や行動が理解できないのです。さらに核家族化が進んで、お母さんは子育てについて誰も相談することができなくなりました。特に父親の方のお母さんには相談などできないでしょう。(義母に聞けば、お父さんが育った時にも同じような子供だったと話してくれるかもしれません)女の子を育てる場合は自分が辿ってきた道を子供も進んでいきます。しかし男の子は違います。言葉は乱暴、自分勝手、言うことを聞かないなど、母親の思いとは真逆に進んでいきます。

 特に上にお姉さんがいる場合は最悪です。上のお子さんを育てた成功体験が下の男の子の場合全く通用しないからです。上の子の時にはうまく行ったのに、どうして下の子は・・・とどうしたら良いか困ってしまうわけです。

 そんな時には、ぜひお父さんに相談してください。お父さんが「ほかっておけばいい」と言えば、お父さんから見れば自分の子供の頃と同じと言うことでしょう。