細かいことかもしれませんが。「わ」と「れ」について

 学校ではほとんどの授業で黒板を使う。一日1回は黒板に字を書く。授業の中で、子供たちの意見をまとめたり、子供たちがノートに写すことを意識して書くことが多い。しかし、黒板の字を見ると本当にこれでいいのか考えてしまうことが多い。

 それは、「わ」や「れ」の書き方である。最初の縦棒に2画目が3回掛からなければいけない。それは「わ」が「和」「れ」が「礼」のくずし字と言うことを考えれば明らかである。それなのに1回しか縦棒にかかっていない字をよく見かける。低学年の授業や国語の授業でも平気で「わ」や「れ」の字を書く先生がいる。番所を大切にしていないんだなと言う思いになる。自分が若かったときには、ベテランの先生から「きみが書く字は全て子供たちのお手本となる。注意して書くように」と言われたことを思い出す。

 本来なら若いときにしつけられるべきことだと思う。

 

 閑話休題

 このところ本当に紙にペンを使って字を書くことが少なくなった。ペンのインクがいつまでも残っている。それと同じように、漢字を忘れてしまい書けなくなってしまうことも多い。パソコンを使えば字を一々思い出さなくても文章を書くことができる。ボケ防止にペンを使って字の練習をしたいと思っている。