たかが掃除、されど掃除

 学校で行われている清掃。学校では清掃指導と指導がつく場合がある。学校で行われる活動は全て子供の成長に繋がっている。しかし、こう言っても理解していただけない。ただやらされていると感じている子供たちや保護者もかなりいるように思う。

 

 担任と一緒に掃除をしたり、グループで掃除の役割分担をしたりしながら清掃活動を行う。リーダシップなど教科の指導では見られない子供の姿を見ることができる。

 

 しかし、大切なことは教師がそのことに気がついているかということ。掃除の時間になると教卓に座ってテストの採点を始める先生も残念ながら多い。また、子供たちが掃除をする場所は教室だけではない。外庭だったり、特別教室だったりする。そこまで見に行くことはどれくらいあるだろうか。保護者の方は個別懇談会では掃除の様子を聞いてみると良い。

 

閑話休題

 この時期落ち葉が多く、外庭掃除はとても忙しい。しかし、落ち葉一つなく箒で掃き清められた道を歩くのはとても清々しい。しかし、そのような経験をすることはほとんどなくなった。子供達が掃除の後に清々しい気持ちを体験できないというのは大きなマイナスではないだろうか。