定年のビフォーアフター

定年のビフォーアフター

 定年からほぼ1年が経とうとしている。この1年を総括しようと思う。教員だったので退職は3月31日。

 退職金について

 1年程前から某信託銀行が教員OBによる退職後の生活についての説明会を開く。まだ退職金について考える前に口座を開き、退職金をその銀行に入れてもらう契約をする。3ヶ月定期で他より少しよい利息が付いた。妻に言わせると何かあった時におろせないから困るとは言っているので、しばらくしたら近くの銀行に移すつもり。

 退職金を入れる銀行が決まっていたためか、他の銀行などからの勧誘は全くなかった。どうやって断ろうか考えていたのに少し残念。しかし、自分の父の場合も証券会社からの勧誘通りに退職金を預けたところ、半分になってしまったということを聞いた。いい話などあるわけがない。

 健康保険について

 1年間は任意継続で共済組合の健康保険に入る。ここでの問題は、介護保険も含めて一括で一年分の掛け金を納めなければいけないこと。更に今までは半額は勤務先が負担してくれていたが、その分の負担も増える。実際に入金したがここまでかかるとは思わなかった。本来なら退職金から出す必要があっただろう。2年目からは国保に変える。昨年の収入で納入金額が決まると言うことなのでかなり少なくて済むはず。

 生命保険について

 20歳の時に母親の勧めで生命保険に入る。60歳からは終身保険になり、死亡時に300万円。葬儀代になる。

 

○○互助会、○○会

 退職すると同時に、このような会の入会案内が来る。案内だけなら良いが、時として勧誘に玄関先まで来る。これが現職の間に関わりがあった人だと断るわけにはいかない。しかし、現職の頃の上下関係がそのまま引き継がれる。組織がないと生きられないのだろうか。そのために会費は払うが総会に出たりなどの活動はできるだけしないつもり。

 閑話休題

 妻が嬉しそうな顔をして、「この〇〇氏の老人会は60歳から入れるんだって」と言ってきた。絶対に入らない。