子どもをダメにする特別支援学級の少人数

特別支援学級の売りの一つに少人数指導がある。しかし普通学級で行われている少人数指導とは全く違っている。

 

一人一人に目が届かない。

 特別支援学級では一人一人の理解に合わせて授業が行われている。いい言葉だが、逆にみんなやることが違っている。。クラスの中に5人いれば1時間の授業の中で教師が指導する時間は455で9分ということになる。それ以外は黙ってプリントを行うことになる。これで目が届いていると言えるだろうか。更に障害の重い児童が入っていれば、教師が指導する時間はもっと短くなってしまう。

 

自分で学習ができなくなる

個別指導が中心となるため、どうしてもプリント中心の授業になってしまう。教員が用意したプリントに沿って問題を解く。自分で問題を見つけて解くなどという学習は無理。普通学級に戻っても教員から何をするのか指示されないと活動ができない。

 

理解に合わせた指導で普通学級に戻れない

 「一人一人の理解に合わせて指導する」支援学級がよく見える。しかし逆に言えば、九九が覚えられなかったら、いつまでも九九の学習をします。1年生の漢字が書けなかったら、いつまでも1年生の漢字を練習します。普通学級に戻ろうと思っても学年相当の内容を学習していないので、ますます普通学級に戻ることが難しくなります。