これでも特別支援学級?

 支援学級の担任を5年行ってきました。それなりにがんばってきたつもりですが、支援学級が子どもの将来の幸せに繋がらないという現実を目の当たりにしてきました。支援学級の先生は殆どの先生が一生懸命に頑張っています。1クラス多くても8人です。それでも子どもの将来を考えるなら支援学級には入れないでください。

 

1先生がダメ

 わたしは特別支援の免許を持っていません。3月に校長から特別支援学級の担当をしてほしいと言われました。それまで支援学級の経験は全くありませんでした。それでも4月からは支援学級の担任、それも情緒障害の学級、今までの教員としての知識、経験が役に立たないことを痛感しました。

 退職するときには支援学級が4クラスありましたが、支援の免許をもっている先生はいませんでした。専門的な知識のない先生に期待しないでください。

 

2 授業がダメ

 特別支援学級には、普通学級にない教科があります。それは自立活動です。子どもの自立を促すための授業です。しかし、国語のように教える内容が決まっていたり、教科書があったりすることはありません。問題なのはその分国語や算数など教科の時間が減らされているということです。勉強について期待しないでください。

 

 少人数指導にも、問題があります。このことについては、明日以降お話ししていきたいと思います。